自給へまず一歩

明日は大豆の種まきです。

今年で二回目。

でも畑のお父さんにいわせれば「土に向かうときは毎年一年生。」

なのだそうです。

個人的に行ってたりするので 明日はイベントな感じではありますが

街の中歩いても 

きっと話すことも すれ違うこともなかっただろうひとたちと

土の上 裸足になって 笑いあえる

すごいよね。

どっかのえらいひとが テレビの中で自給率がどうのいってって

それを見ながら またどうのこうの文句言って

「だれかが」やってはくれないでしょう。

お金を出して 有機だオーガニックだといってっても

それがどこでどんなふうにそだってきたのか

だれが育てたのか 写真付だろうとなんだろうと

その場所に立ってみなくては。

立派なおとなではないのかもしれないけれど

子ども達に見せるのは 世の中に文句を言う姿ではなくて

同じように1年生でいいから 同じように土に向かうこと

そしていっしょに収穫を喜ぶこと

それがたくさんのひとといっしょなら

もっとうれしいはずだから

自給なんてエラそうにいうには程遠いけど

まずは 種をまかなくちゃ。

ご一緒しませんか。

草取り 収穫 脱穀 味噌つくり

大豆つくりはいそがしいのです。

http://www.toziba.net/daizu_blog/?cat=5

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田んぼ行きます。

今週末は田んぼです。

田植え?ではなくて“草取り”です。

きれいな水がはられた田に稲がさわさわゆれる。

そんな田のまわりにはいきものがいっぱい…。

ではなかったのですね。

除草剤、農薬でそだてられた田には水草のすがたはなく

蛙のこえも 虫たちのおよぐすがたもないのですね。

減反減反、高齢、後継問題、それでも 

こんなにたくさん田んぼあるじゃない。なんて思うのに

そのなかで“生きている”ものがどれだけあるんだろうって。

今年も合鴨ちゃんと戯れて…いえ合鴨ちゃんのお手伝いして

田んぼの草取りの季節です。

とはいっても わたしたちができるのはほんのちょっと

田んぼのおとうさんは毎日見回りをし 草取りをし

早めの入梅にどんなようすでしょうか。大きくなったでしょうか。

やらなくちゃいけないこと、やっときたいこと

いろいろあるけど

ごとごと電車にゆられて

田んぼのかぜにふかれてきます。元気もらえるように。

着替えたくさん大きなリュック

すっかり田舎の子なふたりといっしょに

週末旅にいってきます。

お手伝い、合鴨のおともだち募集しています。

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育恵時間~はぐたいむ~

つながってる。ということらしい。

土曜日、三鷹のアイカフェでのイベントに行ってきました。

アースデイマーケットではよくお見かけしたり

ブログとかHPをチェックしては「ふむふむ」

そんな方たちがなにかおもしろいことをやるそうで。

とっても“身内”な感じのところに ちょっと“よそ者”な感じ

ちょっとどきどきもしましたが

いってみたら「な~んだ」

畑で会った人、いっしょにテント張った人、知っている人知ってるひと

すっかりいつもいるようにおいしいものたくさんいただいてきました。

(おいしいもの達の話はこちらでhttp://fudoclub.seesaa.net/article/96374374.html

:

感じたこと。

「とりあえずやってみよう。」

気になってること、自分だけがひっかかってるみたいで

変なヤツなのかなとか

きっとだれか気づいてるはずだから「いつか」とか

「いつか」は誰かのいつかであって

「それ知ってたもん」と「やってるもん」は違うということで

とりあえずやってみるということ。

そして「やってる」ひとたちがいた。

前だったらあせってたかも こんなにやってるひとがいるのに

なんで自分はなにもしてないんだろうって。

でも たのしかった。

よかった。おんなじにひっかっかってるひとがいて

それぞれじぶんのいちばんひっかかってるところに動いてる。

これでいい。

私も自分のひっかっかてるところにむかっていこう。

ゆらゆらゆれながら

でもひとつづつ。

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今年も

4月22日はアースデイ「地球の日」

環境のこと 自然のこと 未来のこと 

今自分たちにできることを考える日。

といってもむずかしいことばかりではなく

どうしたらみんな「たのしく」「おもしろく」「しあわせに」

「心地よい」暮らしをしていこうかって考えてみようということ。

今年は4月19日・20日代々木公園がアースデイイベントです。

もちろんアースデイマーケットもありますよ。

NHK前ケヤキ並木通り竹テントが目印です。

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いっしょに。

一年前、田舎の暮らしに憧れて でも農業の「の」の字もしらなくて 

どこへむかっていっていいかもわからなくて(今だにわからないけど)

農家といえば 田んぼ。

田植えのさわやかな風景と実りのころずっしりと穂をたれた稲を刈る姿。

山に囲まれはざ掛けされたのどかな風景。

ほんとに絵に描いたような…。

夏、青々と広がる田をただきれいだなあと思っていた風景が

除草剤によって草もはえない、ひとの気配の消えた田だったとは

ほんの最近までしらなかった。

「お米売って味噌売ってコンバイン買えたのよ~」とは

我が家の師匠の奥さん、かあちゃんのことば。

無農薬で米、大豆をつくってる。

田植え機、稲刈り機、脱穀機、いろんな機械がいる。

維持するのも大変だ。金もかかる。そう、専業でいるのは厳しい。

「ただ畑をやりたいのか?それとも農業で食っていくつもりなのか」

師匠からの問いに ただ漠然と「田舎で」「自然の中で」と思っていた私たちは

深く突かれたし 考えさせられた。迷った。

師匠は完全無農薬の合鴨農法で米を作っている。

でも合鴨だけで除草ができるわけではないからもちろん手取り。

そして専業であるからかなりの広さがある。

父ちゃんひとりでできるもんじゃない。

だから初期一回だけ除草薬をまく、限りなく低濃度の米も作っている。

母ちゃんは言う「ほんとは全部したい。でも父ちゃんが倒れちゃう」

手刈りの天日干しの米のおいしいこと。

そしてそれはとっても希少で値段も高くなる。

とても手のかかること高くなるのはしょうがない、そうでなくてはやっていけない。

要は知ること、なにを選択していくか。

師匠は新型田植え機で植える、コンバインが来て脱穀がどんなに楽になったろう

乾燥機がきて量も受け入れられるようになった。

自然なくらしをイメージしているひとからするとどうなんだろう。

油も電気も必要だ。自然じゃないというんだろうか。

もちろんそれでも 手植え、手刈りはしなくてはいけないし 仕事は山ほどある。

それでも 「新型」になった分 楽になった、早くなった。

そのぶん、「となりのばあちゃんの田んぼも面倒見てあげられる。」

農薬つかわなくてもいい田んぼを増やしていける。

つぎはそのむこうのじいちゃんの田んぼかもしれない。

特別な変わり者でしかなかった師匠(ちと失礼か)

でもまわりの気持ちを少しづつかえていた。

ちょっと前まで 田植えも稲刈りも草取りも近所で回って交代でやっていた

機械も仲間で買って交代でつかった。つながりがあった。

でも専業でやっていけない、休日だけの農家になった。

収入はできた機械も自分たちで買えるようになって

個人個人になった。

つながれない、でも「目だけはいつもある」 変わったことはできない。

変わったことではないよ 「あたりまえのこと」をしよう。

月に何回かしか食べれない「特別なモノ」ではなくて

毎日食べれるようにしょう。

米を売る 味噌を売る 商売しなければ 米は作れない。

だから父ちゃんがつくる、かあちゃんが売る。

一人でも多くのひとに美味しいお米が届けられるように。

たくさんの有機農、無農薬に関心のある人がやってくる、学んでいく。

そしてそれぞれ旅立っていく いろんなとこで自分でやっていく。

でも父ちゃんは一人でがんばっている。

母ちゃんに娘に息子に家族でがんばっている。

私たちがやることはなんだろう。

新しい地で自分たちの分農薬をまかない暮らしをすればいいのか。

ほんとにそうなのか?

つながっていきたいと思う。

いつでも飛んでいける気持ちでいよう。

みんながいれば もひとつむこうのばあちゃんの田んぼも生き返る。

そんなやり方もあると思う。

遊びじゃないよ、楽しいだけじゃやってられない。

でもいっしょにいれば大丈夫。そんな仲間はできると思う。

どこへ向かっていくかわからない。

でも 会いに行こう。きっとなにかできることはある。

いっしょにやっていこうよ。

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毎日更新

とはいきません…

頭の中ではいつもクルクルしていて

空をながめながら、ことことお鍋をみながら

眠りにつくまえ目を閉じながら

いつもこころのなかで ことばをならべているのに

ことばに手が追いつきません。

少し前から遠くながめていたことばでした。

うらやましさもあり まぶしくもあり

それでいて もう帰れない時間のようでもありました。

ずっと止まっていた時間がとつぜんうごきだし

同じ思いの出会いもあり どきどきする時間に

とまどってしまっていたかもしれません。

でも、もう…ではないのではないのでしょう。

1年前に思い描いていた風景とはちがうけれど

ここでの春が待ち遠しいこのごろなのでした。

「毎日更新」されてるステキなひとたち

遠くにはなれながら 懐かしいふるさとを楽しみにしています。

そして こんなに まっすぐではいられないだろう自分をおもいながら

でも 今を大事にしたいと思うのです。

   SLOW+SLOW http://www.slow-slow.com/index.htm

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大掃除

39.5 。数年ぶりの夫の発熱。

2年がかりの大掃除。

やっとからだが熱を出してくれました。

良い年が迎えられそうです。

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いちおうの告知

読んでいるかたがいるのかわからないのではありますが…

今度の日曜日12月23日は今年最後の

アースデイマーケットです。

寒いかな~と思いますが、

今回はあったかい食べ物が出てくるとか

楽しみです。

http://www.earthdaymoney.org/market/

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どんぐり

うちのちいさいひとのズボンを洗濯しようとひっくりかえしたら

ころころころっとでてきました。

そろそろ店でもリースの準備をしたりして

かわいいぞ~なんて思ってしまう木の実たち

りすとかのごはんになるよねえとか…。

でもほんとはこいつ生きてます。

大きくなれよっと土をぽんぽん。

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もう?まだ?

春からすてきな出会いをいっぱいさせていただいて

いろんなことを教えてもらっている。

週末のイベントももちろんお祭り要素たくさんなんだけど

いまやらなければならないけどたくさんあるけど

悲壮感ばかりじゃあなくて

じぶんにできること

ひとつでもいいからやってみようよ。

そしてひとりでやると足踏みしてしまいそうなことも

みんなでやると楽しいよ。パワーになるよ。

っていうこと。

若者たちにまじって(私はいくつなんだい!!)

楽しい2日間を過ごしました。

そして今週も市に行きます!!

ほんと若者パワーだと思う。

土と農と自然な暮らし、あたらしい生き方でもあり

今まであったちゃんとした暮らしをもう一度ということでもあり。

そして手作りとかナチュラルとか 「ちいさな人」たちと

日々の暮らしを大事にしようというひとも増えているすてきなこと。

でも迷っているのは私たち育ってきた「ちいさな人」たちと

暮らしているひとたちではないかな。

理想と現実と夢とあこがれ。

まだ遅くないと思う。でもポンと飛んでいくのは大変かも。

いまここで自分にできること。

「どこか」を探すのではなくて「なにか」を見つけること。

ここにあること。

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