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ホタルの光

おいしい夕食の後のもうひとつのお楽しみは“蛍ツアー”。

転勤族だったので自然な暮らしとはいえませんが 基本田舎モノの私。

蛍=懐かしい~だったのですが全然別物。

田からあぜから山から細い小さい光が集まってきて 子ども達はまるで星くずの中を歩いているようでした。(きれいすぎ?)

いつも見慣れたゲンジボタルは大きさも大きく光も強いので力強くほんとに虫が光っている、っていうかんじ。

でもヘイケボタルは小さくてよーく見ないとほんとうに光のつぶにしかみえません。

そしてゲンジがきれいな水の流れ、清流を好むのに対してヘイケは田んぼや小川、人里に近いとどまった水を好むのだそうです。

ゲンジがカワニナなど限られた貝をえさにするので難しいといわれますが、ゲンジに比べ雑食でありながら田んぼの生き物たちをえさにしているヘイケは「生きている」田んぼや小川でなくては生きられないのだそうです。

だからきれいな川になりました。増えました。というようにはならず、人の暮らしにとても近く 田畑や里が荒れていくのとともに減っているのだそうです。

そして汚れてしまった土がなかなかもとにもどらないように 蛍たちの住む場所を作るのがとても難しいのだそうです。

その蛍がここでは増えているのだそうです。

ゆっくりゆっくり帰ってきているのだそうです。

細く小さな大事な光のつぶ、みんなで見ることができました。

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日ごろ暗くならない夜のなかで暮らしています。

満月に近い月明かりだけの夜の散歩、すてきでした。

…一人では歩けそうにはありませんが…

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