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身の上話。

そろそろ髪を切りにいこうかな。

もともと多い髪がちょっと重くなりすぎたかな。

黒いところも多くなってきたし…

そういえば 去年はしんじられないくらい白髪が増えたけど、

ほんとに玄米のおかげなのか 

それとも気持ちが落ちついてきたからなのか

ずいぶんと少なくなったような気がする。

(これは夫も同じ。すごいね。)

免許が取れたらご褒美に行こうと思っていたけど、

もうしばらくかかってしまいそうなので…(苦笑)

私は美容院がとくいではない。

というか世のエステなるものもあまり…

やっぱり癒されるというより、まだ緊張してしまう。

あまりこだわりがあるわけではないので

ここでというお店がなかなかなくて

その時の気分で予約なしで入ってしまう。

(予約することがすでにダメ…)

初めてのお店 カルテを書いて いすに座り…

さて始まる“身の上話”

「お勤めですか~?」「なにされてるんですか~」「今日はどちらから~」

コミュニケーションなんだと思うだけど

どうぞほっといてください…。

わがままはいいません。ほどほどにしてください。

家族の髪は母が切ってくれていた。

“お客”からの注文ができるわけはなく、まあそれでもそれなりになんとかなっていたので。

初めての“おそと”は高校2年だっただろうか。

男の美容師さんでおしゃべりで…ぐったり。

短いときは自分で切ってもいた。

すき剃刀を使うとなんとかなるもの。

くしゅくしゃっとなった感じもきらいでなかったし。

そんなとき近所のサロンの店先から声をかけられた。

娘の同級生のお母さんだった。

入学のとき先生を質問攻めにする彼女に「ずいぶんと熱心なお母さんだなあ」という印象をもっていたのだが

何度か話すうちに 初めての子を心配するふつうのお母さんであることがわかった。

私より少し“お姉さん”な彼女も お母さんとしては“同級生”

同じようなことを心配していることに笑ってしまう。

彼女のお店に行くときは “身の上話”はいらない。

彼女がいないときでもいつものまま。

彼女のもうひとつのお店にも行っている。

こっちの店長さんは私の“おまかせ”を楽しんでくれている。

ちょっと冒険してみたり、保護者会風(笑)にしてみたり。

ちょっと勇気はいるけれど

楽しいって思えること

まだどこかにかくれているのかもしれない。

 

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コメント

メガネが変わったから、今度はスーツだねー、その野暮ったいのなんとかしないとねー、というのが同僚の容赦ない指示です(笑)。髪もなんとかならないの?、とも。「そうやって東京に染まっていくのよ-」だって・・。
でも、変えるのって勇気居るけど、トンと踏み出した時は、なんか心地良いです。

投稿: 河童 | 2007/03/14 20:22

遠のけば遠のくほど勇気がいって…
でも変わらない自分もいやでない気も
なので、まだトンっとはいってません。(苦笑)

投稿: kicco | 2007/03/14 23:20

きまった美容院に行くとその日のその人の”ご機嫌”みたいなの、とか、髪型の希望気分とかも通じるみたいですよね。たかが美容院、されど美容院。深いですね。

投稿: pafy | 2007/03/16 13:43

そうなんか少し“おとな”になった気分ですね。
いえいいおとななはずなんですけど。(笑)

投稿: kicco | 2007/03/16 14:11

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